63th DANWASHITSU 宮本佳明氏




blogでは大変ご無沙汰しております。最近はfacebook,twitter等SNSばかり更新しておりました....が、これからblogもしっかり更新していきます!
7月13日水曜日、2016年度初のDANWASHITSUを行いました。
ゲストは宮本佳明氏。
メンバーが土木と建築についてのお話を聞きたい!ということから始まり
宮本さんをお呼びするに至りました。
講演会では宮本さんの作品を介して建築と土木の関係性について
座談会ではいわゆる建築空間と土木を超えてインフラ、インフィル」の関係についてインテリアや設備という要素まで議論が展開されました。
座談会後は宮本さんは2次会不参加でしたが、談話室に残り、先生方と学生数名で2次会が深夜まで続きました。
設計演習の議論から学生プロジェクトについて、果ては人生相談などDANWASHITSUの夜は長い...。
4.6
新年度初DANWASHITSU会議

今年度初の会議をしました。
議題は
役員決め
誰を呼びたいか
雑口罵乱の売り方
でした。
新しいメンバーも見学に来ました。
来週は新メンバーを加え、飲み会です。
今年のテーマを決めたいと思います。
DANWASHITHU会議
2012.02.20
今日は高橋さんの回のDANWASHITSUのための会議をしました。
もうひとつっ!
しばらく更新できてなかったホームページを更新し始めました!!
長い間音沙汰なく本当にすみませんでした・・・
これからは随時更新します。よろしくお願いします。
今、雑口罵乱⑤と⑥をつくっています。
⑤は近々完成です!
5.19
Charity DANWASHITSU
朝と夜は半袖ではまだ少し肌寒いですが、彦根もようやっと暖かくなりました。今が私の一番お気に入りの季節です:)
さて、先日5月11日(水)に今年度第1回目のDANWASHITSUが行われました。
『Charity DANWASHITSU』というタイトルのように、いつものDANWASHITSUではなく、東日本大震災を受けての特別企画でした。3・11から2ヶ月。被災地の復興には相当の時間と労力が必要とされている現在、全国各地いや世界各地のたくさんの人がその支援活動のため動いています。その姿は、テレビや新聞、インターネットなど様々なメディアによって発信され、私もその様子をうかがっておりました。
報道される被災地の映像や写真は、見ていて涙が出そうになるほど、つらく、「私には何ができるのだろう。とりあえず、何か動かなくては。」と気持ちが焦りました。しかし、何をして良いのか、また何が出来るのかもわからず。ただただ、無力感を感じてしまいました。
DANWASHITSUは、滋賀県立大学内で11年間、講演会を企画し、議論を交わすことで、学年を縦につなぐとともに社会との接点を作ってきました。
今回の東日本大震災を受けて、DANWASHITSUは、建築を学ぶ学生に今何ができるのか、またはこれから何ができるのかについて考える機会を作り、教員・学生が議論することで活動のきっかけになれたらと考えました。
前置きが長くなりましたが、当日、滋賀県立大学建築棟談話室には、今回も、大学を越えて多くの学生が集まりました。東北大震災を受けて活動を起こしている滋賀県立大学の教員、学生団体によるレクチャー+座談会の形式で、学生総勢78人と先生7人と、食べ物、お酒を交えて、充実した時間を過ごしました。


松岡先生のレクチャーでは、被災地の現況の写真をスライドで写しながら、先生が感じ、考えたことを聞かせていただきました。
同じ被災地でも、津波で跡形も無く街がなくなってしまった地域と津波の被害を受けていない地域との温度差には非常に驚く。むしろ、被災地以外の地域(私達外に住む人間)が頑張れる・頑張るべきなのかも知れないとおっしゃっておられ、使命感を感じました。
また、先生の仮設住宅のモデルプランを見せていただきました。こういう非常事態にこそ、建築家としての技術が生かされるべきなんだと実感しました。
陶器先生は高橋工業応援団として気仙沼へ通っておられます。その報告と、これから動こうと考えておられる活動についてお話をされました。
津波で何もかもがなくなってしまって、それでも何とかできることから一歩づつ着実に前へ進もうとしておられる、高橋社長の力強い姿。また、その社長を全力で応援しておられる陶器先生の建築家としての姿に、勇気と希望をいただきました。
森田先生からは、震災後被災地の状況をtwitterを使って情報発信しておられる 、被災された福島県の建築家佐藤敏宏氏を応援をされている事に関してレクチャーいただきました。京都で若手の建築家で集まって、佐藤氏の活動を支持、支援されているということで、離れても出来る復興支援活動のひとつの形であり、インターネット、ブログの充実により、情報社会の現在なら、阪神の震災時とはまた違った形での復興支援が可能なのだと感じました。

最後のレクチャーは加子母木匠塾代表のM1上西さんから、宮城大学の番屋プロジェクトの報告でした。
番屋プロジェクトとは、「生活の復興と産業の復興は同時。仮設住宅だけではなく、仮設産業施設も必要。」というスローガンの下、宮城県の南三陸町の志津川で漁業再開に必要な番屋の建設を行っているものです。
今年の加子母木匠塾はそちらの復興支援を行うということで、現在進行中なのですが、その資金としての義捐金を一口500円で座談会終了後に呼びかけ(17750円集まりました。ご協力いただきありがとうございました。)、今回のDANWASHITSUは幕を閉じました。

時間に限りがあり、学生からの質問があまり受け付けられなかったことに関して、反省が残ります。
先生方のように技術や経験の無い学生が、本当にただ気持ちだけをもって実際に現地へ入ることは、被災者の方々に必要とされているのか。かえって迷惑になることはないのか。と日頃から少し気になっていたことを私がひとつ質問させていただきました。
「力になりたい。その思いは必ず伝わる。」と現地で活動されている陶器先生にその言葉をいただけたことは非常にうれしく、自信を持って頑張ろう。と思えました。
また、宮城大学竹内研究室の番屋プロジェクトに参加された山根先生からは、どんな支援活動を起こすにしろ、よく準備、計画をして望まなければならないとのご指導も頂きました。
このような特別企画はDANWASHITSUにとっても初めての試みだったため、運営等において至らない点が多々あり、ご迷惑をおかけしすみませんでした。当日、開演前にごたついてしまい、椅子が足りず、立ったままで聴講して頂いた学生、会場の情報に一部誤りがあり、困惑させてしまった学生の方々には深くお詫び申し上げます。今後、いろいろな面での改善をDANWASHITSU一同、努力してまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
しかし、この会を執り行えた事に対して、DANWASHITSUとして、また、いち学生として、私自身とても意義を感じております。みなさまのおかげです。ありがとうございました。
ご参加いただいた先生方にはこの場をお借りしてもう一度、感謝の気持ちをお伝えしたいです。ほんとうにありがとうございました。
DANWASHITSU 4年 井上悠紀
4.08
雑口罵乱④できました
雑口罵乱④発売しました。
松山巖氏 ( 作家・評論家 )
森田一弥氏 ( 建築家・左官職人 )
坂口恭平氏 ( 建築探検家・アーティスト )
岡部友彦氏 ( 建築家・コトラボ合同会社代表 )
の4名をお迎えした2009年度の活動が納められている一冊となっております。
とにかく気合が入ってます。
印刷所から届いた作品を一目見て感動しました。
色合いがかっこいいです。写真も紙のおかげでしょうか質感がいい感じになってます。
私は最初の一冊を頂いた瞬間、あまりにも興奮しすぎて飛び跳ねて喜んでいたら手にしていた本を早速落下させました。(新しいものと交換してもらっちゃいました・・・すみません。。)
これまでに比べてボリュームもアップし、なんと価格は1000円(税込み)です。
編集作業をほぼ一から学び直し、たくさんの方々にご協力いただきながら完成させた、渾身の一冊となっております。
DANWASHITSUがまたひとつ新しいステージへと踏み出した証となるべき作品ではないでしょうか。
あらゆる面で支えてくださいました皆様、本当にありがとうございました。
これに続けとばかりに第5号も発行へ向けて着々と前進しつつあります。
これからもDANWASHITSU、そして雑口罵乱をどうぞよろしくお願い致します!!!

12
12月
2010
ただそこに在る建築。末吉栄三氏講演会
気がつけば今年も残りわずかとなり、琵琶湖もすっかり冬色に模様替えです。
みなさんインフルエンザの予防接種はお済でしょうか?
ノロウィルスや、新型インフルエンザなどが猛威をふるう季節ですので、みなさま健康管理には充分お気をつけくださいね。

さて11月28日に今年度3回目のDANWASHITSU末吉栄三氏の講演会が行われました。
なんと沖縄からはるばる滋賀までお越しいただきました。
紅葉シーズンの彦根観光も満喫していただけたようで、なんとレアなスライドプロジェクター用フィルム180枚とともに滋賀県立大学にご到着です。

講演会が始まると早々教室をうめつくしているにいる学生に向かって熱く熱くお話はじめてくださいました。
自分の才能をみくびったらあかん!
人はなんにでもなれる。自分の道は自分で選ぶんだ。
一度やると決めたらそのまま突き進め!
このことを若い学生に伝えるために滋賀までやってきたんだと熱いメッセージを学生に向けて伝えてくださいました。
本校の学生も世間を騒がせている就職難で苦しんだり、今の学生には夢が無いなんてと言われたりしてそれぞれ悩みをかかえています。そんな中、面と向かってこんなに力強く学生を励ましてくださる先生に出会えることほど幸せなことはありません。
涙が出てしまうほどそのメッセージは学生の心に響き渡りました。

その後はご自身が影響を受けた建築、そしてご自身の作品についてお話いただきました。
初めて出かけた外国がインドだったこと、その次がヨーロッパで、その先々で出会った建築にひどく感銘を受けたこと。それがこれまでの人生に大きな影響を及ぼしていることをお話いただきました。
ウィーンのカール・マルクス・ホーフ、日本でもおなじみのブルーノ・タウトによるブリッツ、中国の円形土楼など、建築を学ぶ学生にとっては必須の建築ばかりで、学生のみなさんは食い入るようにスライドを見つめていました。

またご自身の作品については、つくって終わりではなく、自分がつくった作品をずっと育てるように、現在も手をかけてメンテナンスし続けているそうです。
なんて幸せな建築なんでしょう。
また講演タイトルの「ただそこに在る建築」・・・
それは思考できる場所をつくることであり、大きなパフォーマンスを必要としない、シーンとした建築をつくることだと。それが末吉先生がつくりたい建築であり、それをつくる人生を自分は選択したのだとおしゃっていました。
またチャンスがあれば建築以外にもいろいろなデザインに挑戦してみる姿勢や、教育に対する想い、必要以上に素材に手を加えないなど、先生の生き方そのものに深く感銘を受けました。
その後場所を談話室に移動しての懇親会も、もちろん盛り上がりをみせ、 その勢いは2次会、3次会へと続き、なんと午前3時頃までお付き合いいただきました。 末吉先生のパワーは学生を圧倒するほどすごかったです。
終始、君たちなら何でも出来る、あきらめずに執念をもって突き進め!と学生を励まし続けてくださった末吉先生。その場にいた学生全員が末吉先生の虜になってしまったのは言うまでもありません。

今回もたくさんの方にご来場いただき、2次会、3次会も20名以上の方々に参加していただき、楽しい講演会となりました。みなさんありがとうございました。今年度は毎回多数の方々にご来場いただき本当に嬉しい限りです。このよろこびをパワーに、これからもDANWASHITSU一同みなさまに楽しいひとときをお贈りできますように精進してまいります!
今回は布野研のかなみちゃんにも協力してもらって、無事終了することができました。
かなみちゃんいろいろありがとうございました。
また最後に今回はスライド映像の画質が悪く、大変ご迷惑をおかけいたしました。
お詫び申し上げます。
次回のDANWASHITSUは12月14日。もうすぐです。
今年度ラストはなんと石山修武先生です。
これまで会場を盛り上げてくださったM2のみなさん、卒業を控えている4回生、そして私にとっても最後のDANWASHITSUです。
ちょっぴりさびしいですが念願の石山先生がついについに滋賀県立大学に来校です!!
OB・OGのみなさんもどうぞお越しください。
たくさんのご来場お待ちしております!!
16
10月
2010
熱かった!!山崎亮氏講演会
彦根の空もすっかり秋模様になり、空気もひんやりしてきました。
講演会終了からずいぶん時間が経ってしまいましたが、山崎亮氏の講演会レポートをお送りいたします。
当日は午後から大雨が降り出し、電車が停電で止まる、、停電の影響で大学のエアコンが故障する、、、という事態に。
そんなアクシデントに見舞われながらも、とびきりの笑顔で登場された山崎先生。
登場された頃にはすでに会場の熱気は最高潮に。
あの日の県大は本当に熱かった(暑かった)です!!
すでにこれからの時間が濃密なものになることを予想させます。

まずは自らの経歴と建築界における自らの立ち位置について説明され、これからどのような未来が来て、人々はどのように生きていくのかについて独自の視点からお話くださいました。
パークマネジメントというと建築を学ぶ私たちにとっても、実際はどのようなものなのか一見分かりにくいものですが、その疑問をひとつひとつ解きほどくかのような説明で、わかりやすく伝えてくださいました。
建築を学んでいるとハードな部分で何とかしようと頑なになってしまう部分がありますが、山崎先生のお話の中では、それだけに固執せず、もっとソフトな部分での解決策がいくつもあるのだということを教えていただきました。

談話室に移動しての懇親会。
山崎先生の仕事術に対してより深く突っ込んだ質問が飛び交いました。
本大学にもまちづくりに力を入れている団体が多いため、学生からの質問も多く出て、白熱した内容になりました。
それそれの質問に丁寧に、そして具体的にお答えいただきました。
山崎先生の仕事に対する姿勢はもちろんのこと、会場にいる多くの人々が山崎先生の人間性にも強く惹かれていたようでした。

今回は開演時間が遅れてしまったり、会場が暑かったりと、トラブルが絶えず、本当に申し訳ありませんでした。
またお忙しい中お時間をさいて大阪から来て頂いた山崎先生、そして京都から来て頂いた森田先生、本当にありがとうございました。
最後にご来場くださったみなさんのおかげで、今回も楽しいDANWASHITSUをお送りすることができました。本当にありがとうございました。
これに懲りず、次回も是非ご参加くださいね。
今年度も半分が過ぎ、残り2名のゲストも徐々に決まりつつあります。
いやー次回のゲストはすごいことになっちゃうかもしれません。
もしかしたらもしかしちゃうかもしれませんよ。
日程が確定次第、ご報告いたします。
どうぞお楽しみに◎
16
10月
2010
白井晟一展公開シンポジウム@群馬県立近代美術館
10月9日(土)に群馬県立近代美術館で行われた「建築家 白井晟一 精神と空間 SIRAI ANIMA et PERSONA」公開シンポジウムに参加してきました。
偶然予定が合った、前年度代表のじょんさんと高崎駅で合流し、高崎建築ツアーを決行。
ところがツアーのはずが、時間の都合で残念ながらアントニン・レーモンド設計の群馬音楽ホールに行くだけでタイムオーバーを迎えてしまいました。。。
あいにくの雨の中、初めて目にするレーモンドの建築を目指して、わくわくしながら向かいました。
昭和36年に設立されて以来、高崎市の文化のシンボルとして建ち続ける音楽ホールの存在感は重厚で、かつ現代においても古さを感じさせない圧倒的なパワーを秘めていました。
また雨にぬれる音楽ホールはコンクリートが独特の表情を見せ、格別の美しさをまとっていました。
珍しく雨に感謝の一日でした。
あまり良い写真ではありませんが、内観はこんな感じです↓

階段がなんともいえないフォルムをしています。

さて本題です。
シンポジウムのパネリストは布野修司先生、松山巌先生、宇野求先生、松隈洋先生、中谷礼仁先生の5人の先生方。
白井氏に対するそれぞれの見解が聞けて、とても面白い議論がなされていました。
松山先生には昨年度講師として来て頂いた以来です。
近々出版予定の雑口罵乱4の件で、お礼といろいろなお願いをしつつ、お会いできて嬉しい気持ちと早く作業を進めなきゃいけない・・・と焦る気持ちとが合わさってなんだか冷や汗まじりなひとときでした。
シンポジウムはオープンな形式で進められ、白井晟一建築研究所の元所員さんや白井昱磨さんのお話を聞くこともでき、生前の白井晟一氏の様子を知ることができました。
シンポジウム終了後、駆け足で展示物を見て回りました。
どれも力がこもっていて、図面一つとってもその熱意は相当なものがありましたが、その中でもやはり間近で見る原爆堂のドローイングは圧巻でした。もしあの時代をリアルタイムで体験できていたならなとうらやましく思いました。

というかんじで、楽しい夏休みも終わったということで、
雑口罵乱4出版に向けてがんばって最終作業を進めましょうね。
楽しみにお待ちいただいている皆様、もうじき発売の予定です。
DANWASHITSU共々、雑口罵乱4もよろしくお願いいたします。
28
5月
2010
大盛況!!藤村龍至氏講演会
待ちに待った藤村龍至氏の講演会が大盛況のうちに終了いたしました。
まさかあんなにたくさんの方々にご来場頂けるとは・・・嬉しいハプニングでした。
下の写真のように、会議室はもう超満員です。
ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!!

講演会終了後も相変わらず、Twitterでかなりの盛り上がりをみせているようですが、こちらでも簡単に振り返ってみたいと思います。
まずはレクチャーの部から。
藤村氏の登場で会場が一気に緊張した空気に。いよいよ始まります。
最初はご自身が提唱されている「批判的工学主義」についてのとてもわかりやすい説明をしてくださいました。
その流れで、「超線形設計プロセス」の説明に。ジャンプしない、枝分かれしない、後戻りしないという徹底したルールに基づき、設計を進めていく様子を実例を交えながら説明。
さらには「よくある質問のコーナー」を交えつつ、聴衆が聞きながら抱くであろう疑問を一つ一つ解決していく姿はさすがです。
藤村氏が生まれ育った郊外のニュータウンに抱く問題意識を発端に、
都市の濃密さを取り戻したいというビジョンを持ち、それを実現するために
独自の設計論を展開し、自分ができることを最大限にしていこうという、藤村氏の熱い思いを聞くことができました。

談話室に場所を移動しての懇親会。
まず先生方からの質問が次から次へと飛び出し、やはり設計プロセスの話題が中心に。
その後、学生からの質問も。一つ一つの質問に真剣に耳を傾け、丁寧に答えていく藤村氏。
お酒を飲みながらですが、みんな真剣です。ちょっと珍しいダンワシツの風景です。

時間が経つにつれ、少しずつ会場の空気もやわらかくなってきました。
今回は陶器先生も議論に参加してくださり、大手設計事務所の話も聞けてとてもためになりました。
また同世代である藤村先生と森田さんの会話も貴重なものです。
藤村先生と森田さんの設計プロセスの違いについても話題が及び・・・・
ここから先は雑口罵乱⑤に掲載しますのでどうぞお楽しみにー◎

大学の近くの居酒屋さんに移動し、さらに藤村氏の近くで話を聞く学生たち。
まるで藤村氏に群がるかのように食らいついて、一言も聞き逃さないようにみんな必死です。目が燃えてますね。藤村先生もずっとしゃべりっぱなしです。

さっきのお店を出たのが午前一時。
また場所を移動して、3次会が始まりました。
布野研名物も飛び出し、留まることを知りません。
空気は益々ヒートアップです。
3次会が終了したのは午前三時。
藤村先生、布野先生、森田さん、無理を言って遅くまで付き合っていただき、
本当に申し訳ありませんでした。
そして貴重なお時間を本当にありがとうございました。
ということで、今年度第一回目の講演会は終了です。
現メンバーになって初めての講演会ということで、いろいろと至らない点も多かったと思いますが、これからもっともっと成長していく所存ですので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。
次回のゲストは只今交渉中です。発表はもう少々お待ちくださいませ。
それでは。
11
5月
2010
東京出張2
楽しく飲んでばかりいるだけではなく、ちゃんと勉強もしましょう。
というわけで、飲み会の翌日に次回のゲスト藤村龍至氏の作品を見学に行ってきました。
高円寺の「BUILDING K」。
百聞は一見に如かずとは言いますが、やはり図面をみるだけではなく、実際の建物をみることはとても大切ですね。周辺との関係性やディテール、素材感など、行ってみなきゃわからないことがたくさんあります。
集合住宅なので、セキュリティの面から中まで入ることはもちろんできませんでしたが、都市の中での建築の在り方など、たくさん勉強になりました。
見学終了後、1階のスーパーで柏餅と飲み物を購入し、どこかいい場所がないか高円寺のまちをふらふら散策しました。
高円寺に来たら、ザ高円寺だ!ということで近くにある伊東豊雄さんの「座・高円寺」を見学。
中に入ってぐるぐる歩き回りました。すごく良いスケール感で、しばらくうろうろしたりくつろいだりしてしまいました。
というように、今年のGWは飲んで遊んで勉強してと有意義な東京出張をしてきました。
この経験をいかして、2回目の勉強会、そして講演会本番に臨みたいと思います。
5月26日の講演会が楽しみです。
皆さん是非お越しください。
10
5月
2010
DANWASHITSU東京出張
雑口罵乱4の件についてなどの打ち合わせのため、先日のGWを利用して東京に行ってきました。出張というのも名ばかりで、本当はただ遊びに行っただけです。でもしっかりDANWASHITSUの今後についても考えてきましたよー。
その日は前代表のジョンさんと竹橋の東京国立近代美術館で待ち合わせをし、「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」展をみてきました。皆さんはもう行かれましたか?
入っていきなり出迎えてくれる中村竜治さんの作品に圧倒され、制作の苦労を想像し背筋が凍るも、内藤廣さんの作品の中では、20代前半の若者3人がきゃーきゃー騒ぎながら不思議な空間体験を十分に堪能してきました。
その後六本木に移動し、フリーライブを聴いてきました。素敵なジャズとおいしいお酒で気分もすっかり飲み会モードです。

そして、これからが本番です。東京に住んでいる先輩方に飲み会のお誘いをしてみたところ、なんと3人中2人も参加OKという奇跡に近い参加率をゲットです。急なお誘いにも関わらず、お時間を割いてくださった先輩方に感謝です。
新宿アルタ前で啓太さん、水野さんと待ち合わせ。水野さんとは約1年ぶり、啓太さんとは約2ヶ月ぶりの再会でしたが、お二人とも滋賀にいたころとまったくお変わりなく、さらにお二人の素敵な雰囲気はよりパワーアップしておられました。
社会人のお言葉は、私のようなふわふわしている学生にとってはお宝のようなもので、すっかり話に聞き入ってしまいました。そして、卒業した後も、DANWASHITSUのことを気にかけてくださり、真剣に相談にのってくださる先輩の姿には心強いものを感じました。私たちももっとしっかりしなきゃいけないなーと感じるばかりです。
その後、終電の時間まで新宿で飲み続け、清澄白河で3次会をひっそりと開催したり、そのまま家へと帰ったりと、それぞれの日常へと戻っていかれました。
またこんなふうに集まっていろいろお話できるといいですね。
実は今度は夏ぐらいにまた会を企画しようとすでにたくらみ中なので、みなさん是非ご参加くださいね。今度は今回残念ながらご参加いただけなかったちかさんにもお会いできることを楽しみにしてます。
先輩方、お忙しい中本当にありがとうございました。
03
4月
2010
春がきました
春ですね。大学のさくらも少しずつ咲き始めました。4月を迎え、新しい土地で新しい生活を始めた方も多いのではないでしょうか。
DANWASHITSUも新たなメンバーで今年度の活動をそろそろ始めたいと思います。
先輩のみなさま、どうかこれからもご指導のほどよろしくおねがいします。
さて、まずは昨年度のまとめとして、岡部友彦さんの講演会のレポートをさせていただきます。更新が遅くなってしまって本当に申し訳ありません。
1月19日に行われた岡部さんの講演会は、卒業制作や設計課題の締め切りが近いにも関わらず、たくさんの方にご来場いただきました。本当にありがとうございました。
今回は会場が談話室であったこともあり、いつもよりもゲストの方に近い場所でお話が聴けて、とても良い雰囲気の中で講演会を進めることができました。
岡部さんのヨコハマホステルビレッジ での活動や、寿町の状況について、お話をしていただきました。 「モノ」ではなく、「コト」から始めるまちづくりをしていらっしゃる岡部さんだけあり、語り口もソフトでした。普段、建築というハードな「モノ」から考えがちな私たちには、岡部さんのソフトな「コト」の面から、都市に関わっていくやり方はとても新鮮でした。
また、寿町での活動を動画(DVDをいただきました)にしたものは音楽もカッコよく、会場にいた全員がすっかり夢中になってしまいました。

場所を移動しての二次会では、派遣村の話から、学生の進路相談会までざっくばらんに話が進み、とても和やかなムードでお酒もどんどんすすみました。
そしてなぜか進路先をかけて布野先生とM2の飯田さんが腕相撲をはじめました。 突然の出来事にちょっぴり困惑するも、大勢の観衆に見守られ、男の戦いがはじまりました。
布野先生オリジナルのルールに翻弄されながらも、なんとか勝利をおさめた飯田さん。 どうやら戦いに決着がついたようです。


翌日は本大学の学生が運営する『とよさと快蔵プロジェクト』の活動を見学しに豊郷町へと向かった岡部さん。
酒蔵やまちの様子を見学され、地元の方のお話に熱心に耳を傾けておられました。
またその後、学生と一緒に遊んだカロムというゲームにすっかり夢中になったご様子で、なんとカロム1セットをお買い上げいただきました。横浜でもカロムが楽しめるなんてまるで夢のようです。 これで滋賀の大学生がヨコハマホステルヴィレッジに泊まりに行ってもさびしくありませんね。

2日間の彦根滞在にご満足いただけたようで、笑顔でご帰宅されました。 遠いところまで足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
こんな感じで昨年度の活動も終了し、あとはこの一年間を『雑口罵乱4』としてかたちに残すのみです。
みなさん、出版に向けてテープおこしがんばりましょうね!!
また『雑口罵乱3』もまだまだ発売中ですので、まだ読んでいない方はぜひどうぞ。
次回の講演会は5月を予定しております。
どうぞお楽しみに。
29
12月
2009
雑口罵乱3で検索してみました
卒制の息抜きで「雑口罵乱」でgoogle検索してみました。
柳々堂さんにはお世話になっています!ふらっと行きたい本屋現在一位です。
重村先生の設計・研究グループ『重研』サイトでも紹介していただきました。
こういった、学校や地域、年代を超えてネットワークが存在することはすばらしいことだと思います。
柳々堂さんにリンクされてます。世の中の建築ニュースのなかに雑口罵乱がはいってます。
いつもありがとうございます。同時にちかさんのブログも発見しました。
先日、献本作業が終わり各大学、関係者、出版社のもとに届くころだと思います。
読んでみてのコメントとか頂けるとうれしいかぎりです。
また定期的に検索しよーと。
20
12月
2009
出版記念パーティ+忘年会

雑口罵乱3の出版を祝うために、今年の出来事を清算するため、ただ飲みたいため、、、理由はいろいろですが、先日出版記念パーティをしました◎
前日が布野研の忘年会で朝まで飲んでいたので、始まる前はみんな少し疲れ気味。
今日のために、名古屋からダンワシツOBの渓くんが差し入れのワイン片手に駆けつけてくれました。

歴代ダンワシツ代表のお二人。渓くんと啓太くん。と、間に挟まれる雑口罵乱3。

料理を担当してくれたのは、三回生。メニューはチーズフォンデュ、生春巻き、オイルサーディンとガーリックの和え物、その他もろもろといった洒落た料理たち。おいしい料理のおかげで弱っていた胃袋も回復し、酒も進みながら楽しい時間を過ごしました。

その後は、二次会で近くの居酒屋に。会が進むにつれてメンバー以外の参加者がどんどん増えていきます。そして気づけばただの呑ん兵衛たちの宴の構図に。こうなるともう止まりません。

閉店時間まで飲んだ後、コンビニでビールを買って近くにあるからという理由でダンワシツメンバー三回生Dくんの家に襲来。
なぜか「喋ったひとは高確率でスベる」という特殊な状態になりながらもわいわいがやがやは尽きません。一方でひとり、いきなりの襲来にあい、どこか虚ろなDくん。

結局、D邸を出たのが6時過ぎ。。。その後は僕も知りませんが、ピザがどうだかとか言ってました。
そんなこんなで出版記念パーティのレポート終わります。
とりあえず、残りの年内にやらないといけないことは、雑口罵乱の送付と、新年一発目のダンワシツのための会議、といったところでしょうか。近いうちに集まりましょう。これからも精力的に活動していきます◎
19
12月
2009
雑口罵乱3完成!!

雑口罵乱3が印刷所より届きました!
ダンボールにして7箱分、総重量はかなりのものです。
三階にある研究室まで運んだんですが、普段部屋にこもりがちで作業してるので、軽く腰がやられました。。。
今回の雑口罵乱は内容もさながら、装丁もバージョンアップしてます◎装丁のスタディーはM2の石野君がやってくれました。
まず、表紙はフランス折りにし、中の紙も前回より厚みを持たせています。紙の種類が変わったためか、写真がきれいに印刷されていたのは予想していない嬉しい誤算でした。また文字のフォントも前回までの明朝からゴシックに変えて、読みやすくなっています。

講演会の企画運営からはじまり、テープ起し、そして編集作業を経て一冊の本にまとまった雑口罵乱を手にしてみて、さすがに感慨深いものがあります。
これからはこの雑口罵乱をいかにして広く、多くの方に手に取っていただけるか考え実行していきたいと思います◎
ところで今日は今から雑口罵乱3の出版パーティーです!楽しんできます!!
また後日、パーティーの様子はレポートいたします。お楽しみに◎
02
12月
2009
大阪巡り
雑口罵乱3の原稿のチェックが終わりました!
そして、すべての原稿を印刷しゲラを作り、けいたくんと大阪にあるニシダ印刷製本さんに持っていきました。
この印刷製本屋さんは、過去の雑口罵乱もお願いしています。
紙の厚みや、表紙の紙質などを検討し、依頼してきました。
1週間もすれば、製本された雑口罵乱3が完成!ということになります。
そしてその後に、大阪の建築書籍専門店である、柳々堂さんのところに挨拶まわり。
在庫確認と、新作のお知らせをしてきました。雑口罵乱1は残り1冊、2は2冊と数が少なくなっていました。社長に話を聞いてみると、学校の先生たちが「この本なに?」とカウンターに持ってきて、結構買っていってくれるとのこと。うれしい限りです。
その他にも、建築・出版にまつわることから、おいしいケーキ屋さんの話まで、様々な情報をいただきました。驚いたのは、社長が、話に出てきた人やものが掲載されている本をすべて把握して、瞬時に取り出して見せてくれたこと。「あそこに行きたい」というと、地図を広げて、乗り換え案内まで教えてくれたり、「ここの曲がり角にある建築は誰それが手がけたもので、この本が詳しいよ」と雑誌の掲載ページを見せてくれる。まるで歩く辞書または人間版検索エンジンみたいな感じでした。柳々堂さんは決して大きな店舗ではないのですが、社長の手の届く範囲にある、身体感覚にあったスケールなのかなと思いました。また、twitterをやって若い建築家たちをフォローしているという話も驚きでした。
取りあえず来週あたりにでも出版記念パーティ兼忘年会しましょうか!OBのかたがた連絡待ってます◎
それでは。
17
11月
2009
DANWASHITSU会議

代表の葛西です。
今日は久しぶりにDANWASHITSU会議がありました。
議題は販売ルートの確保と次回のゲストについてでした。
販売ルートは関西圏の本屋をめぐることと、あとはお世話になった方々、ゆかりのある方々へ献本するということでとりあえず落ち着きました。
もし、ブログを見てくださった本屋の店長さん!もしくは社員さん、バイトさん!
お店で置いてくれてもいいよ!って方は連絡ください!
ゲストは今年度のテーマに沿りつつ、締めを飾れる人ということでかなり時間をかけましたが、
参加したメンバー皆が興味を引く方を見つけることができました。
後日、アポを取って、交渉が成立すれば晴れてこのホームページで公表できるというわけです。
これからも随時更新していきます◎ではでは。